ホームページを制作会社に発注する際に、いろんなご要望をいただく事が多いですが、3番目に多いホームページの要望は「綺麗なデザインのホームページにしたい」というものです。(筆者調べ)

誰でも、確認することができますし、ホームページの印象を決める大切なポイントになるので、重視している方も多いかと思います。実際にホームページの発注をする中で、デザインに関する要望を伝える事は非常に難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?

ホームページを制作会社に発注する際に、「綺麗なデザインのホームページ」を作ってもらうための、発注者が知っておきたいポイントをご紹介いたします。

そもそも、綺麗なホームページってなんだろう?

「綺麗なホームページ」ってふわっとしていて、結局どんなホームページか分からないですよね。「自分の好みのホームページ」になれば、綺麗なホームページという方もいるかもしれませんし、 「 売上が上がるホームページ」の事を綺麗なホームページと呼ぶ人もいるかもしれません。

私が思う「綺麗なホームページ」は、閲覧しているユーザー(顧客)が「快適にホームページを見ていられるホームページ」だと思います。ホームページはターゲットが見ていて、情報を探しやすかったり見ていて心地よいというところが大切になると思います。

その中で、ターゲットの求めている雰囲気に一致していたり、クリックできるところが目に付きやすかったり、見ていて苦痛がない、というようなところに派生していくと考えています。

サイトの運営側から見て、こんなデザインにしたい、こんな雰囲気が好きというところではなく、ターゲットが好きそうなところに焦点を当てて綺麗なデザインを制作会社と作っていきます。

「何をしたく」て「誰向け」なのか分かれば制作会社に任せるのがベター

ホームページ制作会社は、多くの企業や個人事業主のホームページを手掛けてきているプロです。どんな事を表現したいのかは、ある程度パターン化しているはずですので、1~10まで伝える必要は無いかもしれません。

サイトの方向性と、イメージさえつかめれば、こんなデザインいかがですか?という提案をいただけると思います。そこで、ホームページ制作会社に伝えておいて損はない、2つのポイントがあります。

それは、今回制作するホームページは「何をしたく」て「誰向け」なのかというところです。

以下に詳しく、なぜそれを伝える必要があるのかレクチャーしていきます。

【伝える事1】 何を目的にしているホームページなのか

ホームページを作る時に一番最初に決めたいポイントは、ホームページで何をしたいのか?ということです。

例えば、

  • 会社名で調べた時に会社があると認識してほしい
  • 対面で営業をした時の、サービス紹介の補助資料にしたい
  • 電話で問い合わせがほしい
  • リードを獲得するために資料請求をしてほしい

など、目的をしっかり1つ決めておくことが大切です。それによって、何を目立たせるべきなのか、どこにフォーカスしてコンテンツをアピールしたほうが良いのか、コンバージョンのボタンの文字は何にすればよいのか等変わってきます。

しっかり、ホームページ制作会社に何をするためのホームページか伝えておきましょう。

【伝える事2】誰向けにホームページを作るのか

そのホームページを誰向けにアピールするのかというところも大切です。その誰にというのは、幅をもたせるのではなく、本当に利用しているある1人や、利用してほしいある1人に絞る必要があります。

メインのターゲット(ペルソナ)に刺さるコンテンツを発信するために、軸となる人を決める必要があります。文字のサイズや、デザインの趣味、ボタンに立体感をもたせるのか、などデザインをきめる上で非常に重要な判断材料になります。

デザインを100%伝える事は無理

でもやっぱり、思っているデザインや、お客様からもらった抽象的なイメージを表現して伝えたいという方も多いいでしょう。

そもそも…人の頭の中にあるデザインを全て、他の人の脳みそに転送するなんて事はできませんよね。どうすればホームページ制作会社に自分たちが思っているホームページが伝わるのかと、試行錯誤されている方もいらっしゃるかもしれません。

実際に伝える時には、「手書きのラフ」をつくったり、実際に頭の中のデザインに近いホームページを見つけて、それを提示したりすることをおすすめします。

綺麗なデザインのホームページを発注するポイント まとめ

綺麗なデザインとは、見た目が良いというだけではなく、しっかり顧客がホームページに流入してくる状態などの、シチュエーションを想定して、使いやすく・情報が探しやすいものにする必要があります。

ホームページの目的や、どんな人に向けて発信していくのかというところをしっかりアピールしながら、ホームページ制作業者に相談しながら、デザインを作っていきましょう。

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この記事を書いた人

アスウェブ編集部