この記事について

これからコーポレートサイトを新しく作ろうとしている経営者、もしくは、古いものをリニューアルしようと考えている経営者の方々に向けて、コーポレートサイトには企業理念を入れておくべき理由を解説するものです。
 

会社がどう見られるか?をデザインしていく時代です

ただホームページを作ればいい、という時代は終わりました。
競合他社とのバッティングに苦しんでいらっしゃる経営者なら深くご理解いただけると思うのですが、「ウチはここが他社とは違う!」という差別化が、自社をアピールする際には重要ですよね。コーポレートサイトも同じです。

では、どうやってアピールするのか。営業現場でお伝えしている差別化ポイントをコーポレートサイトに書きますか?長い説明は読んでもらえません。奇抜なデザインにしますか?伝えたいのは奇抜さでしょうか?

いまや、あらゆる業界の小さな会社までもが自社ホームページを持っている時代です。気になった会社はネットで検索され、コーポレートサイトは閲覧されます。もし、あなたが仕事を頼もうと思った会社のサイトが、特徴のよく分からないサイトだったとしたら…。この企業にいい印象を抱けるでしょうか。

だからこそ、「企業理念」差別化ポイントになり得るのです。

企業理念は、会社そのもの

世の中には、「企業理念」についていろいろな解釈がされており、社訓みたいなものから、人類愛へ繋がるものまで、多種多様なものが存在します。それらを否定するつもりはありませんが、私は「企業理念」とは、社員全員の心が集まるものこのためなら頑張れると思えるものが望ましいと思います。

ただ美辞麗句を並べたものではなく、「この会社は本気だ!」と思っていただけるもの。そのような言葉には説得力が宿ります。企業理念とは会社そのもの。企業理念が会社のイメージを作るのです。

先ほど、伝わりにくい差別化ポイントのお話をしました。御社には他社にはない差別化ポイントがあると思います。それは本来ならばやらなくてもいいことではないでしょうか。でも、あなたはそれを「やる!」と決めている。それはなぜですか?その答えが、あなたがお客様に対して心の中で約束していることであり、会社の魂といえるもの。企業理念になり得るものです。

大切にしている思いがまず存在し、それが他社がやらない差別化ポイントをあえてやるという行動に繋がっている。ここに「ストーリー」ができているのがお判りいただけるでしょうか。

いい話ですよね?これが、コーポレートサイトにおる企業ブランディングの一歩であり、「企業理念」を必ず入れたほうがいいと考える理由です。
 

中小企業の強みは、未完成であること+未来があること

中小企業は、大手企業にはあらゆる面で適いません。悲しいですが、これは事実です。しかし、事業規模が小さいことは、成長途中ということではありませんか?いろいろ足りていないのは、これから作られていくからではありませんか?これから実現したいビジョンを大きく語れることが、「強み」とも言えます。

「完成された今のすべて」だけでなく、「これから作られていく未来を含めたすべて」が中小企業の魅力です。

だからこそ、どんな壮大な夢を持っているか、その夢に向けてどう進んでいこうと考えているかといったビジョンと、その夢を抱くに至った原点というべき企業理念は必ずコーポレートサイトには入れるべきだと思います。
 

“分かりやすさ”が求められている時代

「何をやっている会社」だけでなく、「同業他社と比べて、何が違う会社なのか」をユーザーは欲しています。企業理念には、「お客様へのサービス提供価値とその裏付けとなる意志の宣言」が凝縮されているもの。これを前面に出すことが、御社の魅力を分かりやすくアピールするのではないでしょうか。

企業理念をどうするべきかと悩んでいる方は、「Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」の3点から考えていく3C分析をベースに、経営者自身が「なぜ、この仕事に情熱を傾けているのか」を考えていくといいと思いますよ。
 

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アスウェブ編集部