ホームページ制作費用の支払いで、「分割払い」や「リース」は良くない!という話をよく聞きます。

実際にお客さまからも、「リースで300万円契約したのに、業者に騙された!」というご申告をいただくこともあります。ホームページ制作会社である当社からしても、「リース契約」を推奨している制作会社はあまりいい噂を聞きません…

ただ、本当によいホームページを制作してくれる会社で、300万円の支払いが難しい企業に、複数の支払いの選択肢ができる事は良いことではないでしょうか。しっかり制作会社を選ぶ事ができれば、よい支払いの選択だった可能性もあります。

しっかり、優良なホームページ制作会社を選び、自社にあった支払いの方法を選択することが重要です。ホームページの発注をする際に、考えたい「ホームページ制作費用の支払い方法」から見ていきましょう。

ホームページ制作費用の支払い方法の種類

ホームページ制作費用の支払いには、いくつかの種類があります。御社の状況や、支払いの希望によって選択できる事がベストですが、ホームページ制作会社によって、対応の可否は異なります。

ただ、支払い方法を確認せずに、初期費用〇〇円、月額費用〇〇円という部分だけ見ていて、蓋を開ければ「リース契約だった」なんてこともよくあるお話です。契約前にしっかり支払い方法を確認することを意識してください。

この支払方法で対応するのが基本だ!というスタンダードはありませんので、制作会社と相談をして決定することも重要です。

一括前払い

初期費用や制作費用を、一括現金で支払います。~50万円くらいまでは、一括で支払いをするという場合もあります。一番後腐れなく、進めていく事ができますね。ただ、初回に支払った金額にサポートの費用が含まれていない、更新するのに毎回◯万円かかるなどという場合もありますので、その金額に何が含まれているのかまで確認する必要があります。

前納金・後納金

制作費用の半額を着手前に、制作が進んで 納品直前に残り半額を支払うという「前納金・後納金」の支払方法はホームページ制作 ではメジャーです。こちらは支払いが2回に分かれていますが、支払うタイミングが明確なため、トラブルに発展することは少ないでしょう。

分割払い(割賦取引)

分割払い(割賦取引)は、一定額で契約した商品を、契約期間に応じて分割して購入する取引のことをいいます。ホームページを購入し、それを分けて支払いをするという事になるので、途中で支払いを辞める事はできません。ただ、契約期間が終了した段階でホームページは完全に御社のものになります。

リース契約

リース契約とは分割で支払いを行い目的物を賃貸することをいいます。 リース契約は、「御社⇔ホームページ制作会社」ではなく、「御社⇔リース会社」という契約になります。そのため、制作したホームページは御社ではなく、リース会社の持ち物で借りている状態になってしまいます。

そもそも、ホームページ は無形のため、本来ならばリース契約を行う事はできません。そのため、ホームページ制作会社は、ホームページを制作するためのツールやソフトをリースで提供することがあります。が、契約後に肝心のホームページを作らずに放置されるという、悪徳商法が問題になっています。

契約をしたら、目的物が不要になった場合でも、契約を切る事ができないため、契約期間満了までは、料金を支払続ける必要があります。また、リース契約はあくまでも「目的物を借りる契約」となりますので、契約期間が終了した場合には目的物を返却するか、再びリース契約を結びます。

リース契約しか提案しないホームページ制作会社は良くない!

ホームページ発注者のことを考えず、リース契約しか提案をしてこないホームページ制作会社は、明らかに危ないと思っていただいた方がよいかもしれません。

よくお客様からいただく問い合わせも、支払い方法を知らされずに、後からリースだと発覚したという悪徳な業者もあります。初回の支払いが無いことをメリットとして掲げる事ができるため、初期費用0円!などのうたい文句のところは、一度支払い方法を確認される事をお勧めします。

ただ、現金一括で数十万円~数百万円の支払いが難しい場合に、様々なメリットとデメリットを理解した上で、リース契約を選択する事は、問題ないかなと思います。

激安で制作できる業者も良くない!

リース契約は良くない!と、むやみに叩いている業者も、危ないかもしれません。数万円の初期費用で安価に制作を発注できるから、中身はペラペラというホームページもよくお聞きします。

せっかく、お金を払ってホームページを発注するのであれば、公開することが目的になるのではなく、しっかり役に立つホームページをお作りになる方が良いかと思います。その後の運用や管理を素人任せにしたり、追加費用がかかってしまうという事では、元も子もないですよね。

しっかりホームページ制作費用や管理費用に、どんなサービスが含まれているのか理解しながら、業者選定を行う事が重要です。

ホームページ制作費用と効果のバランスが大切!

どんなホームページ制作サービスでも、ホームページ制作費用と、ホームページを運用して得られる効果、つまり「費用対効果」が全てだと思います。

150万円のホームページを作って、年間1,000万円の利益が出るのであれば、それはそれで問題ないですよね。5万円のホームページで50万円の利益が出れば、それも良いのではないでしょうか。

制作にかかる金額が、どれくらいの利益を生みそううか、しっかり選定をした上でジャッジをすることが重要です。

ホームページ制作の分割払いは必ずしも悪ではない

先に述べたように、ホームページ制作の分割払いは必ずしも「悪」ではありません。しっかり業者を見極める事が何よりも重要になります。

ホームページは制作して、公開・運用していかないと、成果はわかりません。「この会社なら信頼できるかも!」という、人としての感覚も重要になってくるかもしれません。疑問や不安はなくなるまで、制作会社に質問して解決しておく事も大切ですね。

もし、「リース会社で契約してしまっている…」「この業者と契約して大丈夫かな…」と悩んだ時には、当社にお問合せいただければと思います。

ホームページ発注で困っている中小企業の方をたくさん見てきた当社だからこそ、何か力になれることがあるかもしれません。

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この記事を書いた人

アスウェブ編集部