ホームページやWebに関して、特に知識や経験が無いのに、自社のホームページ担当になってしまった…という方からのお問合せはよくいただきます。
中小企業では、よくこのようなシチュエーションになることもあるかと思います。お困りの方が、このコンテンツにたどりついたのでしょうから、是非一緒に何からはじめらたらいいか、今後どうすればいいか、考えていきましょう。
そもそもなぜホームページ担当に任命されたか考える
ホームページ担当に任命された理由はたくさんあるかもしれませんが、中小企業に多い理由としては、「パソコンに詳しい(詳しそうだ)から」「Webサイトをよく利用しているから」というものが多いようです。
「パソコンを使える=ホームページが作れる」という訳では無いですよね。でも会社としては、ホームページを作ることにはITやWebについて少しでも詳しい方が良さそうという考えからかもしれませんね。
企業のホームページ制作や管理は、やらなければならないことや、必要とされる知識もたくさんあります。
ただ、御社のビジネスとして、ホームページを活用していくときまったのであれば、是非、そのチャンスを最大限に活かして、会社に貢献してみませんか?あなたでないと、ホームページ担当できないと思ってもらえたということは、あなたにとって、最高のビジネススキルを磨くチャンスになります。
中小企業も大手企業もホームページは同じように評価され、Web上では平等に扱われます。そのため、思考をこらしたホームページや、Webページは世界中の人から選ばれ、多きな成果を生むことができる可能性があります。ホームページには、大手と戦える唯一の分野と言っても過言ではありません。
ホームページ担当に任命されたら何をすればいいのか考える
ホームページ担当ってどんなことをすればいいの?と思っている方も多いかと思います。ホームページ制作・運用というとザックリ以下のような事柄を指します。
■ HTMLやCSSなどのコーディング・プログラミング
■ ホームページの設計・調査
■ ホームページのデザイン
■ ホームページに集客するためのSEO
■ ホームページの文章を書くライティング
■ Web広告を運用するための SEM
■ ホームページのデータを分析するWeb解析 etc…
よくわからない用語や、想像がつかない作業も多く、業務の間にそんなことを全部するなんて無理!と思った方も多いのではないでしょうか…?専門のスタッフを雇ったり、その仕事だけで生計を立てている人もいるくらいですから、これらを全部自分でやる必要はありません。
あなたが、ホームページやWebサイトに詳しくないという場合は、これからお伝えする5つのことを順番に行いましょう!
【やること1】ホームページに何を期待しているか確認する
ホームページ制作といっても、先程お伝えしたとおり、やることは多岐に及びます。あなたは会社から、何を求められてホームページ担当に任命されたのでしょうか?
中小企業であれば、他の業務と兼務になってしまうことも多いかと思います。どれくらいの時間や予算を、ホームページ運営・管理に費やすことを想定しているのか、あなたにどんなミッションを課されているのか、しっかり確認しましょう。
ホームページの運営は、成果を出すために行うことが多いはずです。可能であれば、目標の設定と期日を決めることもお勧めします。
【やること2】 ホームページ制作の全体像を把握する
ホームページ制作に関する、全体像を知ることが一番最初の勉強になります。全て詳しく知る必要はありません。ホームページやWebサイトってこんな仕組みで作られているんだ~という程度です。アウトラインをまずは理解しましょう。
以下にご紹介する本などは、全体像を理解するにはいいかもしれません。
本ではなく、Webサイトでも情報収集をすることはできますが、Webには情報の量も多く、自分にあった情報を選定することは難しいかもしれません。そのため、自分のレベルにあった本を一通り読んでみる方が、効率的だと思います。
筆者も新しく学びたいことがあった際には、まずは自分で本を探して一通り目を通して、分からないことや追加で知りたい情報があれば、Webサイトで検索するという流れをとっています!
【やること3】自分でやるのか、業者に頼むか決める
ホームページの制作や運用は、予算、ホームページ担当者のリテラシーによって、よって自分でやったほうがよいのか、業者に依頼する方がいいのか変わってきます。
自分で運用をして方がいい人は、「時間がたくさんある」「予算がない」「あまり集客を意識しないホームページにする」という場合です。この場合は、少しWebの勉強をするよい機会だと思って、お勉強しながらホームページを作ってみるのがいいかもしれません。
もし、「時間がない」「予算が確保できそう」「集客できるものにしたい」という場合は、ホームページ制作業者に依頼することをお勧めします。ホームページ会社に依頼するから、何んもしなくてもいいという訳ではありません。社内で要件をまとめたり、打ち合わせを行ったりと、ホームページ制作会社とやり取りや調整を行うことが仕事になります。
状況にあわせて、自分のホームページ担当としての仕事が変わる、というところを意識しましょう。
【やること4】他社のホームページをたくさん見て勉強する
競合や、似た業種のホームページを見て、どんなコンテンツが必要なのか、誰向けに作られているものなのか、見たい情報にたどり着くまでどうだったかなど、じっくり見て研究していきます。
こうだったらよかったのに、こんなものが何で無いんだろうという、自分がお客様になった気持ちで、ホームページを見ることが大切です。ホームページの制作会社は、ホームページやWebのプロですが、業界や顧客の気持ちは御社の方がよく知っているはずです。
一度見て終わり、ではなく、定期的にどんな変化があるのかや、どんな施策を行っているのかしっかり継続的にチェックしましょう。
【やること5】Web集客や活用手法について勉強する
業者に依頼する場合も、自分で制作する場合もどちらの場合も、しっかりつくったホームページにお客様を集める方法について勉強する必要があります。ホームページの用途や目的によって、手法やかかる費用は様々ですので、しっかり勉強をしましょう。
■ ホームページに集客するためのSEO
■ ホームページの文章を書くライティング
■ Web広告を運用するための SEM
■ ホームページのデータを分析するWeb解析
先にお伝えしていた中で、上記4つはホームページへ集客をしたり、ホームページを活用して営業を行うための方法になりますので、セミナーに行ったり、本を読んだりしながらじっくり勉強しましょう。
ホームページ担当になったらビジネス感覚が身につく!
ホームページの制作や運用は、ビジネス感覚を養うとてもよい方法です。ホームページ運用の計画を立てたり、予算を決めたり、タスクを洗い出すことは、一つの企業を運営していくことと似ています。
そんな仕事を任せてもらえたのは良いチャンスだと捉えて、前向きに取り組んでいただくと良いかなと思います。乗り越えなければならない壁で辛かったり、思った通りに行った時に達成感を味わったり、こんなにやりがいのあることはないかと思います。
この記事を読んでいただけたあなたが困った時には、是非、UxMEにご相談ください。多くの企業様のホームページのお悩みを聞いてきた担当者だからこそ、お伝えできることもあるはずです!お気軽にお問合せくださいね。