住み慣れた自宅で介護を受けられる「訪問介護」は 被介護者に人気があります。ただ、訪問介護のニーズは年々増えてきているにも関わらず、ホームページをうまく活用できていないが故に、訪問介護事業者の閉鎖が非常に増えています。
ハード面でのハードルが低いため新規で参入しやすいという反面、 地域の競合も多く、利用者の獲得や、ヘルパーさんの確保まで、あらゆるところで激戦になってきています。
そんな、訪問介護事業者がこの時代に生き残っていくためには、ホームページの活用が欠かせません。どんな点に注意して、訪問介護事業者はどのようなメリットがあるのか、 ホームページを依頼するときどんなコンテンツを入れればよいか、 詳しくご説明いたします。
訪問介護事業者にホームページは有効!
訪問介護事業者は、ホームページがマストになってきていく時代も近くなってきました。しっかりホームページを制作することで、ケアマネジャーやサービスの利用者に対して、より多くの情報を適切に発信できます。
パンフレットやチラシでは、アピールできる情報に制限がありますが、ホームページなら、情報に制限なくコンテンツを追加することができます。
また、ヘルパーの募集等の採用の際にも、どんなサービスを提供しているのかや、事業者のポリシーやビジョンについても共有することが可能です。
訪問介護のホームページはココがポイント
訪問介護事業者のホームページ活用では、大きく3つのポイントがあります。このポイントを抑える事によって、格段にホームページの質がアップしますので、この3つのポイントを理解しているホームページ制作会社に依頼することをお勧めします。
訪問介護事業者の顔が見える
介護事業者の顔が見えるホームページにした方が、信頼度がアップします。この人になら、任せられるという感覚を持ってもらうためには、しっかり視覚的なアピールをすることが重要です。
ケアマネジャーが見ているポイントは、どんなサービスを受けれるか、というところだけではなく、どんな方がサービスを提供しているかという点も大きいというところを認識する必要があります。
他の事業者との違いが分かるようにする
他事業者と比較をしながら、ケアマネジャーや利用者・利用者の家族は訪問介護事業者を選びます。
希望するサービス がしっかり受ける事ができるか、 緊急時にはどのような対応をしてくれるのか 、 介護福祉士等の資格を持つスタッフがどれくらい在籍しているのかなど、自社のメリットとなる部分は、なるべくホームページに明記するようにしましょう。
誰に向けたホームページか明確
訪問介護事業者のホームページは、誰に向けたホームページなのかを明確にする必要があります。複数のターゲットに向けたホームページにすることは難しいため、自社のホームページを閲覧してほしい人を絞り込んで制作をします。
サービス利用者ご自身なのか、サービス利用者の家族なのか、ケアマネジャーなのか、ヘルパーなのか、ホームページを閲覧するターゲットやシチューエーションによって、掲載しなければならないコンテンツも変わってくることを意識する必要があります。
訪問介護のホームページに掲載したほうが良いコンテンツ
ヘルパーや責任者の紹介コンテンツ
ヘルパーや、サービス提供責任者についての情報や写真などは、施設の印象を決める重要なコンテンツになります。自宅に知らない人が来ることに対して、嫌悪感や不安を感じる人が多いことは多いですので、しっかり顔を見せて、コメントなどを追加しましょう。
営業日・営業時間が分かるコンテンツ
何時から何時まで対応してもらえるのかや、対応可能な曜日などについては、マストで掲載しましょう。大型連休や年末年始などの対応方針についても分かる範囲で記載しておくと親切です。また、 訪問日の変更やキャンセル などの対応方針についても、明記しておくと親切でしょう。
コンプライアンス(法令順守等) のコンテンツ
訪問介護事業所に関しては、コンプライアンス(法令順守等)に関してのコンテンツも入れておく事をお勧めします。
平成30年4月の介護保険法改正された際に、以下の通りケアプランの提出を義務付けられているものもあるなど、提供しているサービスの根拠や必要性などを一人ひとりが認識することを明記する必要があります。
居宅介護支援事業所の介護支援専門員が平成 30 年 10 月1日以降に作成又は 変更したケアプランのうち、「厚生労働大臣が定める回数及び訪問介護」(平成 30 年厚生労 働省告示第 218 号)で定める回数以上の生活援助中心型サービスを位置づけたものについ て、作成又は変更した月の翌月末までに届け出る必要があり、届出を受けた市町村では、順次、地域ケア会議等を活用して、多職種の視点から届出のあったケアプランについて議論を 行うこととなります。
厚生労働省老健局振興課
料金のコンテンツ
費用についての説明は、サービス利用者からすると非常に気になるポイントになります。 介護保険が適用されるサービスと、介護保険が適用されないサービス についてもしっかりと明記する事で、信頼度があがります。また、情報をただ掲載するだけでは意味がありません。しっかり情報が探しやすく、目につくところに配置することも重要です。
提携している病院が分かるコンテンツ
提携している病院についてもしっかりと明記しておくことで安心感があります。また、緊急時にどのような対応を行うのかというフローやスキームについてもできるだけ明示することをお勧めします。
【訪問介護】のホームページ制作のポイントまとめ
介護者にとっても、被介護者にとって、不安が多い訪問介護では、より多くの情報を提供することが大切です。
サービスの利用者を募るためにも、適切に情報をわかりやすく発信するためにもホームページの活用は必須になってきます。利用者やその家族になったつもりで、不安要素を取り除く事のできるコンテンツを発信することが重要です。
信頼度という点でも、しっかりしたホームページを運営していく事をお勧めいたします。
UxMEでも、訪問介護事業者向けのホームページを制作しています。お電話でもメールでもお問合せ承っておりますので、お気軽にご相談ください。