企業がWebサイトを運営するにあたっては、いくつかのパターンに分類することができます。

御社に必要なWebサイトはどんなパターンでしょうか?

代表的なものをいくつか、ご紹介いたします。

企業Webサイトのタイプ別分類

企業が運営するWebサイトには、大きく分けると、以下の6つに分類されます。

  • コーポレートサイト
  • サービスサイト
  • オウンドメディア
  • ランディングページ

それぞれの役割や目標にあわせて、企業の規模や事業内容問わず、戦略的に運営することによって、御社のビジネスに役立ちます。

一つ一つを理解することによって、何の用途でどんなWebサイトを作成すればよいか理解しましょう。

【Webサイトタイプ1】コーポレートサイト

企業のWebサイトの基本となる、コーポレートサイト。

会社案内や事業紹介などの役割を持っているため、企業の顔になるサイトになります。一番最初に作成するサイトは、コーポレートサイトという企業も少なくないかと思います。

企業のイメージを全面に打ち出しながら、情報がわかりやすく整理されていることが重要になります。

コーポレートサイトの中でも、役割によっていくつか分類することができます。

コーポレート サイト -会社案内サイト

一番スタンダードな、コーポレートホームページになります。

企業の看板としての役割を果たすサイトになります。事業紹介や、代表あいさつ、営業時間やアクセス、ビジョンや理念等を開示する場合が多いです。

コーポレート サイト -IRサイト

IRサイトは、株主・投資家向けの情報サイトになります。上場企業では必須になるサイトです。

JPX( 日本取引所グループ)のインサイダー取引規制セミナーなどに出向いて、情報開示について正しい知識を身に着けながらサイトを運営することをおすすめします。

コーポレート サイト -採用サイト

特に採用日からを入れている企業の場合は、採用サイトを独立して運営している場合も増えてきています。

転職サイトや、ハローワークなどを経由して応募を検討している求職者も、ホームページを閲覧してから応募するという場合も多いため、志望者目線のコンテンツの配信が重要になります。

また、最近では相談する家族に向けてホームページを作成するという、求職者以外の第三者向けのコンテンツも充実させることが望ましいです。

【Webサイトタイプ2】サービスサイト

サービスサイトの目的は、顧客との営業接点の獲得と、顧客の育成、サービスの認知、 オンライン上でのサービスの提供 などになります。

最近では、ECサイトや転職情報サイト、音楽配信サービス、不動産情報サイト、e-ラーニングなど、様々な形で顧客の獲得からサービス提供までをサイト上でワンストップで対応するものも増えてきています。

何よりも重要なのは、「サービスについてより深く、広く知ってもらうこと」です。正しく情報を伝えるために、顧客の導線の設計や、UI/UXの設計が非常に重要になります。

サービスサイト-商品紹介サイト

自社の商品やサービスを、Webサイト上で開示して新規顧客を獲得し、営業との接点を生むサイトです。

情報系のコンテンツも併せて配信し、顧客の育成も行っている企業が多くなってきています。

サービスサイト-検索サイト

不動産情報サイトや、不動産情報サイトなどのように、サイト内で検索やソートをしながら、必要な情報を見つけるというサイトになります。

ユーザー目線で、クリックしやすい、読みやすい、情報の整理をしていく必要があります。

サービスサイト-ECサイト

ECサイトは、商品をWebサイト上で販売することができるサイトです。

ネットショップ以外にもネットオークションサイト、コンテンツ配信サイト、オンライントレードのサイトも、ECサイトという分類に区分されます。

会員登録のシステムや、カートのシステム、決済システム、セキュリティなどを追加することが多いため、運営には専門的な知識が必要な場合が多いです。

【Webサイトタイプ3】オウンドメディア

Webマーケティングの世界では、自社で運営していく、メディア(ブログ)のようなものを指す場合が多いです。

製品やサービスを理解してもらったり、認知やニーズを喚起するため、または製品やサービス自体のブランディングのためにも使われます。

メールアドレスなどを獲得するために、ホワイトペーパのダウンロードや、メールマガジンへの誘導などを行うことが多いです。

顧客が何のニーズで入ってきて、何を目的としているのかという設計を1ページごとに緻密に行い、コンテンツ単体での満足度をアップさせることが重要です。

【Webサイトタイプ4】ランディングページ

ランディングページは、広告用の受け皿のページになります。

メールマガジンや、各種Web広告からのリンク先として、流入してきた顧客が次のアクションを起こすための率をアップさせるためのものになります。

サービスや商品について、特定のニーズや悩みを抱えている顧客に対して、ダイレクトにアプローチするため、ページを遷移せずに1ページで完結させることが多いです。縦に長い独特なレイアウトになるためコンテンツの最適化を図ることが重要になります。

画像や、キャッチコピーなどで、感覚やフィーリングまでフォーカスして、一瞬で興味をもたせることが大切です。

御社にとって、必要なWebサイトのタイプは?

実際に必要なWebサイトの判断は、独断で選ぶより、実際にプロと相談しながら進めていくことをおすすめします。

どんな課題があるのか、次に何をするべきなのか、実際に確認しながら、本当に必要なサービスやWebサイトを決めていくことがベストプラクティスです。

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この記事を書いた人

アスウェブ編集部