ホームページ制作の発注をするためには、原稿を自分で用意しなければならないという事をご存知でしょうか?

低予算で、ホームページの開設を行いたいという場合は、ホームページの「原稿」つまり「文章・画像」を御社にてご準備いただく場合があります。プロのライターやカメラマンに依頼する場合は、時間も費用も追加になってしまうため、このような流れになる事も多いですね。

ホームページの原稿の作り方を、本記事でご紹介いたします。

ホームページの「原稿」とは ?

ホームページの原稿とは、簡単に言えば、ホームページを見ている時に目に入ってくる「文章」や「画像」のこと全般を指します。原稿を元にデザインが決まったり、ホームページを見ている方にとって、どれだけ魅力的な情報になるかが決まるため、とても大切なコンテンツになります。

ワイヤーフレームという、ホームページの設計図を作ってくれる制作会社も多いハズです。そのワイヤーフレームをヒントにしながら、原稿を作っていくという場合も多いでしょう。

その場合は、比較的ホームページのイメージも湧きやすいため、どんなコンテンツを入れていけばよいかわかりやすいかもしれません。

ただ、制作会社によっては、ワイヤーフレームを提出しないで、制作を進めていくところも少なくありません。ホームページの制作費用を抑えるために、工数を削減しているため、そこは依頼した費用によって変動するかもしれません。

ワイヤーフレームがない!という場合には、ある程度決まった型を用意して、そこに当てはめて行く流れが良いでしょう。

原稿を自社で用意するのは◎

原稿を発注者側で用意することに対して、ネガティブなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。ただ、原稿を用意することは、悪い事ばかりではありませんよ!

ホームページの原稿を作るためには、御社のターゲットの洗い出しからスタートします。「どんな事をお客様は求めているのか」「どんな年代の人で、どんな好みがあるのか」「お客様からどんな質問をされるか」など御社のビジネスの方針についても考える良い機会になるはずです。

また、ホームページ制作会社は、あくまでもホームページを作るためだけの作業者です。御社のビジネスについて一番知っていて、ホームページを見るであろう方の事を一番理解しているのは、御社ではないでしょうか。制作会社にまるっと依頼するよりも、はるかに充実したコンテンツになる事が非常に多いです。

原稿を制作する流れ

では、実際に原稿を制作する流れについてご紹介いたします。この順番をしっかりまもって制作しないと、読みてからすると何のためにあるコンテンツなのか分からなくなってしまいます。

①用意するページを確認する

しっかり、何について書くページなのかを確認します。例えば、御社のサービスの概要について説明するページなのか、料金について詳しく説明するページなのか、よくあるご質問のページなのか、何について書くページなのかをしっかり理解します。

②そのページを読むお客さんを1人想像する

あなたが書く原稿を読むであろうお客さんを1人想像します。いろんな人でなく、1人だけ想像します。いろんな人を混ぜてしまうと、結局誰に向けて書いているのか分からなくなってしまうので、1人お客様が目の前にいるつもりで書きましょう。

③ページのタイトルと見出しを決める

一気に文章をバーっと書くのではなく、ページのタイトルと見出しを決めます。タイトルと見出しにズレがないか、見出しだけ読んで話の流れと要点が理解できるかという点に気をつけて決めていきます。

④説明書きと、本文をライティングする

ここでやっと、本文を書いていきます。しっかり②で想像しているお客様にむけて話をしているようなつもりで、わかりやすく、順序立てて書いていきます。見出しの内容を詳しく話すのが、本文という事を意識しましょう。

⑤画像を用意する

最後に画像を用意します。GoogleやYahooで検索した画像や、他のサイトから持ってきた画像はNGです!自社で撮影したものや、商用フリーの画像を用意するようにしましょう。

シンプルで簡単な原稿のテンプレート

一番シンプルで、簡単にライティングを進める事ができるテンプレートを以下にご紹介します。以下にある構成で原稿を用意していくとよいでしょう。

原稿のテンプレート

<タイトル>
簡単な説明文

◆画像

<見出し1>
見出し1についての詳細 本文

<見出し2>
見出し2についての詳細 本文

<見出し3>
見出し3についての詳細 本文

上記のようなテンプレートに従って、原稿を用意していくとスムーズに書き進める事ができます。本文を書くのに手こずる…という方がいらっしゃるかもしれませんので、コツをお教えしますね。

<本文を書くコツ>
・1ページで伝える事は1つに絞る
・見出しを先に用意して話がつながるか確認する
・他のサイトの文章は絶対にコピペしない

コンテンツを用意する時の注意点

用意する内容文字数注意点
タイトル36~41文字 具体的でわかりやすいものにする
簡単な説明文120文字本文の内容で一番言いたい事を前半に
画像極力大きいサイズで本文の内容と関係あるもの
本文400~1500文字見出しを付けてわかりやすく整理する

世界一簡単なホームページ原稿の作り方 まとめ

ホームページの原稿を準備していくのは、通常の業務の中で対応していくのは大変かもしれません。ただ、実際にコンテンツを作っていく事で、御社の約に立つ「気づき」があったり、 あなた自身の 「スキルアップ」にもつながるはずです。

原稿をつくる流れと、お作法を守りながら、素敵なコンテンツを作っていってくださいね!

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この記事を書いた人

アスウェブ編集部