ホームページの作り直しや、ホームページのリニューアルを検討している企業も多いのではないでしょうか?

ホームページをせっかく費用を出してリニューアルをするなら、失敗したくないはずです。ホームページ制作会社だから知っている、ホームページリニューアルのポイントは、「目的をしっかり決める事」です。ここがきまれば、ホームページリニューアルが失敗することはないと思って良いでしょう。

具体的にどのように、目的をきめていくのかお伝えいたします。

ホームページのリニューアルとは

そもそも、ホームページの「リニューアル」とは、今持っているホームページを、創新することを指します。

基本的には、「ホームページのURL(ドメイン)を変えずに新しいサイトにしたい」と考えている方は、リニューアルを検討されているはずです。今持っているホームページの見た目を変えたり、機能を追加したりすることを、ホームページのリニューアルといいます。まれに、諸事情により、今のホームページのURL(ドメイン)を引き継がずに、今のホームページを創新したいという方もいらっしゃいます。

ホームページのリニューアルは、見えている部分(デザインやURLなど)に目が行きがちです。

ホームページは運営する側がコンテンツを追加したり、更新を行うため、発信者の主観と感覚でリニューアルしたくなってしまいます。主観や感覚を元にリニューアルをしてしまうと、リニューアルで実現したい本質が見えなくなってしまいがちなので、注意が必要です。

ホームページリニューアルのポイントは目的決定!

当社にも、ホームページをリニューアルしたいとご相談いただく事がありますが、「ホームページをキレイにリニューアルしたいんです!」とおっしゃる方が多いです。

キレイにしたくて何が悪いの?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ホームページのリニューアルをしたい理由をもっと深く掘り下げる必要があります。例えば、そのリニューアルしたい理由を深掘りすると、以下のようになるかもしれません。

ホームページをキレイにしたい
     ⇩
ホームページが見にくい
     ⇩
新規のお客様からホームページを見にくいと言われた
     ⇩
新規のお客様を逃しているかもしれない
     ⇩
売上を上げるために新規顧客から問い合わせが欲しい

ホームページをリニューアルする目的は、「売上を上げるために新規顧客から問い合わせを増やすため」ということが深掘りすると出てきます。「ホームページをキレイにしたい」 というのは、あくまでも打ち手の話になってしまっているので、本質の改善につながるかは疑問です。

先に決めるのは「企業としてホームページリニューアルする目的」です。

それが決まったら、「ホームページの機能や性能向上のホームページリニューアル目的 」つまり「打ち手」を決めます。

ビジネス活用としてのホームページリニューアル目的

御社がホームページをリニューアルしたい本当のビジネス上の目的は、以下の4つに大きく分類できるのではないでしょうか。以下に目的別により詳しく決めておいた欲しい点や注意する点をお伝えいたします。

しっかり自分たちのビジネスについて理解をした上で、ホームページ制作会社にリニューアルしたい目的をつたえるようにしましょう!

新規顧客を獲得するため

新しいお客様を開拓して、営業をかけていくためにホームページをリニューアルしたいという方が一番多いかと思います。新規ユーザーから、何をホームページでアクションを起こして欲しいのかを決める必要があります。「メールで問い合わせがほしい」「電話で問い合わせが欲しい」「資料請求してほしい」など細かく決めておきましょう。

採用の強化のため

自社で採用したい、中途社員や新卒、パートやアルバイトの募集のためにホームページをリニューアルしたいという企業も増えてきています。採用したいターゲットを具体的に明確にすることと、採用を行いたい期間も具体的に決めておく必要があります。

企業の認知度向上やブランディングのため

企業やサービスの認知度向上のために、ホームページのリニューアルを行いたいという場合は、どんな特徴が企業やサービスにあるのかというところと、他と差別化できるポイントを決めておきましょう。どんなイメージを伝えたいかという、印象の部分もしっかり社内で認識をあわせましょう。

解約阻止やカスタマーサクセスのため

現在契約している顧客を囲い込むために、ホームページをリニューアルしたいという場合もあるかと思います。その場合は、契約している顧客にホームページ内でどんな体験をしてほしいのかや、その中で感じる不満や不自由を解消させる事を列挙しておく事をお勧めします。

ホームページの機能や性能向上のホームページリニューアル打ち手

ホームページリニューアルの目的が決まったら、機能や性能についての打ち手を考えます。ここは、ホームページ制作会社と一緒にどこに注力するか、どれが必要で、どれが不要なのかをじっくり決めていく必要があります。

以下に挙げた例は一例ですので、実際はもっと多くの打ち手を考えていきます。

デザインの創新

ターゲットにしている顧客に、現在のホームページのデザインがマッチしていないという場合や、最新のスマホ対応になっていない事によって、目的の達成が難しい場合は、デザインの創新をしてユーザビリティをアップさせます。

ホームページの機能追加

例えば、顧客に商品を購入させるホームページだったのに、決済機能がついていなかったなど、顧客の目的やニーズにあっていないホームページになってしまっていた場合は、ホームページに機能を追加することでサイトの目的の見直しを行うこともできます。

SEOのブラッシュアップ

新規で顧客の流入の数を増やしたいのに、持っているホームページで狙っているターゲットが検索しそうなキーワードで上位表示ができていないという場合は、様々な方法で上位表示を目指すためのキーワードを洗い出したりサイトの構成を変更したりします。

更新性や管理しやすさの向上

ホームページに最新の情報を入れたいのに、入れれていないまたは入れる事ができない状態になってしまっているがゆえに、サイトの成果が落ちている場合は、更新性の向上を打ち手として掲げる事もあります。

ホームページリニューアルの目的決定まとめ

ホームページのリニューアルという事一つとっても、企業のビジネスの状態や、どこに課題をかかえているのかなどによって、目的はバラバラです。

何を実現するためにホームページをリニューアルするのか、ホームページで何をユーザーに感じてもらいたいのか、というところを理解する必要があります。

打ち手だけではなく、真の目的をホームページリニューアルの軸として掲げて、プロジェクトを進行していきましょう。

UxMEでは、目的を明確にしたホームページリニューアルを推進しています。単なるホームページのリニューアルではなく、企業にとってもユーザーにとっても意味のあるサイトを作りたいと考えています。ご相談はお電話でもメールでも承っておりますので、お気軽にご相談くださいね。

この記事を書いた人

アスウェブ編集部