◆この記事は…

「自社のホームページを作りたい!」「リニューアルしたい!」と思っていて、「ホームページ制作会社に依頼しよう!」と考えている人の、「依頼したらどんな感じになるんだろう?」「どんな点を注意すればいいんだろう?」といういろいろな不安を解消するものです。
 

◆ホームページ制作手順はこんな感じ

<問い合わせ~初回面談>
▼ 【01】問い合わせ
▼ 【02】仮見積もり
▼ 【03】初回面談


<発注検討>
▼ 【04】企画プランニング
▼ 【05】概算見積もり
▼ 【06】企画提案
▼ 【07】発注


<打ち合わせ>
▼ 【08】制作打ち合わせ
▼ 【09】要件・仕様の決定
▼ 【10】制作用素材の用意


<制作開始>
▼ 【11】基本デザイン制作
▼ 【12】システムの構築・開発
▼ 【13】ホームページ確認


<調整>
▼ 【14】テスト・修正
▼ 【15】最終校正
▼ 【16】納品・公開


大体、こんな感じで進められていきます。次の段落からは、各フェーズで何が行なわれるのか、何に注意すべきなのかを解説していきますね。
 

<問い合わせ~初回面談>

▼ 【01】問い合わせ
▼ 【02】仮見積もり
▼ 【03】初回面談


一番最初の段階です。
いくつか気になるホームページ制作会社を見つけたら、ホームページ制作を検討している旨を伝えてください。考えているホームページを作るには大体どれくらいの費用がかかるかを計算してお伝えし、さらに営業担当・制作担当が直接伺い、よりくわしく、どんなホームページにしたいのかをヒアリングします。

分かりやすく言えば、引越しをお願いするときの問い合わせ段階と似ているかもしれませんね。比較検討をするために、必ず複数の会社に問い合わせてから進めてください。下記の記事(↓)に書かれていることをまとめておくと、制作会社との話し合いがスムーズになると思います。

 

<発注検討>

▼ 【04】企画プランニング
▼ 【05】概算見積もり
▼ 【06】企画提案
▼ 【07】発注


【04】企画プランニング
初回ヒアリングで聞いた内容をもとに、「求めているホームページはこんな感じになる」というカタチを制作会社のほうで作ってくれます。ページ構成、コンテンツ概要を含めたラフデザインを作ってくれて、「ここに頼めば、こんなホームページになる」が分かるものを作ってくれるイメージです。

【05】概算見積もり
企画プランニングで考えた制作ボリュームから、より具体的になった制作料が提示されます。結婚式の見積もりのように、「くわしく話を聞いたら金額が大きくなった」「●万円まで予算を抑えたいから●●を削ろう」といった検討が、その後、行なわれていきます。

【06】企画提案
ひと言でいうと、制作会社からのプレゼンテーションです。予算も大切ですが、「発注者の意図をどれだけ汲んでくれているか」「やりたいことをどうカタチにしてくれているか」など、制作会社の誠意と工夫と仕事へのこだわりが見られる、意外と大切なポイントです。

【07】発注
いくつかの制作会社の、企画プランニングと、概算見積もりと、企画提案を踏まえて、発注先を決めましょう。
 

<打ち合わせ>

▼ 【08】制作打ち合わせ
▼ 【09】要件・仕様の決定
▼ 【10】制作用素材の用意


【08】制作打ち合わせ
いよいよ制作がはじまります。 まずは、発注内容の確認、制作に関する説明などが行なわれます。制作会社はどこまでを担当するかといったガイドラインの確定です。また、これまでの話し合いに出てこなかった希望要件が追加・変更される場合はこの場で伝えます。

【09】要件・仕様の決定
要件・仕様というのは、「どんな機能を持ったホームページにする」ということを決めるものです。住宅に例えると、設計図面と搬入す目住宅設備が決まるイメージです。ここから先、大きな変更はできなくなるため、きちんとヌケモレなく話し合っておく必要があります。

【10】制作用素材の用意
ホームページで使用する画像を決めて用意します。社長の画像社屋の外観画像社員画像イベント画像などです。また、ちゃんとした画像がない場合は、制作会社でプロのフォトグラファーを手配してくれる場合もあります。
 

<制作開始>

▼ 【11】基本デザイン制作
▼ 【12】システムの構築・開発
▼ 【13】ホームページ確認


お客さん側だと、ここのフェーズはあまり関係ないのですが、制作会社内ではこんな手順でこんなことが行なわれていることを知るために、一応、解説を載せておきます。

【11】基本デザイン制作
ホームページの見た目となるデザイン、ページ構成など、これまでの打ち合わせで決めてきたことを、Webデザイナーが中心となって作ってきます。

【12】システムの構築・開発
ホームページ内部に関わる制作です。CMSの一部カスタマイズとか、自社商品の販売をホームページ上でも行えるようにするといったEC機能を実装するために、Webエンジニアが頑張ります。

【13】ホームページ確認
一応のカタチになったら、お客様に見てもらいます。話し合った内容の通りに出来上がっているかどうか確認し、気になったところがあった場合は制作会社に伝えてください。
 

<調整>

▼ 【14】テスト・修正
▼ 【15】最終校正
▼ 【16】納品・公開


【14】テスト・修正
お客様が気になった個所を修正・テストを重ね、使いやすい・見やすいホームページになるように、ちょっとずつ完成度を高めていくフェーズです。

【15】最終校正
誤字・脱字がないか、リンクが間違っていないか、掲載情報に誤りがないか、チェックをしていきます。これが終われば、いよいよ完成です。

【16】納品・公開
完成。インターネットに公開されます。
 

まとめ

まあ、大体、このような流れでホームページ制作は進められていきます。ホームページ担当者がこの流れを知っておくと、社内での意見の取りまとめ、画像撮影の協力を仰ぐときなどに、「何を急がなければならないか」「先に何をしておくべきか」が分かって、スムーズに進めやすくなると思います。

この記事があなたが担当するホームページ制作のお役に立てば幸いです。
 

この記事を書いた人

アスウェブ編集部